ヘッドライン: ベトナムとの貿易・投資の可能性を開く: 2024年度前半の活動から得られた主要セクターと戦略的洞察
サブヘッドライン: 経済協力の強化と新市場の開拓
概要:
2024年度、ASEAN日本センター(AJC)は、ベトナムのパートナー(商工省、計画投資省)および日本のパートナー(JETRO)と協力し、ベトナムと日本の間で貿易と投資を促進する一連のイベントを開催しました。主な活動としては、2024年7月23日に東京で開催された「東京 ベトナム貿易と投資カンファレンス 2024: 日越投資貿易協力」 、日本からのビジネスミッションによるベトナム国際アウトソーシング博覧会(6月2日~10日)、および4月24日のベトナム-日本間クロスボーダーEコマース会議がありました。また、AJCは、ビンディン省、ラオカイ省、ハイフォン省からの日本とのビジネス連携を目指したいくつかの地方のイニシアチブを支援しました。これらのイベントを通じて、ベトナムの投資機会と活力ある経済環境が浮き彫りになりました。
活動とハイライト:
(I) ベトナム貿易投資ミッションのサポート
1. キックオフセッション(2024年6月12日、オンライン)
○情報共有:
- AJC(Anh):日本の貿易投資統計、トレンド、ベトナムとの協力関係についての最新情報を提供。
- JETROハノイ(中嶋氏):日本企業のベトナムにおける活動をレビューし、ベトナムの非伝統的な投資先への投資トレンドについて説明。
- 和歌山県代表:県の投資環境と機会についての洞察を共有し、ベトナム企業との相互発展のための協力の可能性を示唆。
- ベトナム各省:地域の投資機会と貿易の潜在力についての初期情報を提供。
○ベトナム各省の投資促進情報の準備:
- AJC(Anh):日本の貿易投資統計、トレンド、ベトナムとの協力関係についての最新情報を提供。
- JETROハノイ(中嶋氏):日本企業のベトナムにおける活動をレビューし、ベトナムの非伝統的な投資先への投資トレンドについて説明。
- 和歌山県代表:県の投資環境と機会についての洞察を共有し、ベトナム企業との相互発展のための協力の可能性を示唆。
- ベトナム各省:地域の投資機会と貿易の潜在力についての初期情報を提供。
2. 東京 ベトナム貿易と投資カンファレンス 2024: 日越投資貿易協力 (2024年7月23日、東京)
○投資環境と情報共有:
- VIETRADEおよびJETRO:ベトナムの貿易と投資の現状、優先セクター、最近の規制の進展についての最新情報を提供。
- 地方政府代表:地方の投資インセンティブについて説明し、クアンナム省やダナン省などの地域の可能性を強調。
○ビジネスマッチングセッション:
- 7つのベトナム企業とクアンナム省のOCOP製品が展示され、日本企業との直接の交流が行われました。
- 事前に調整されたミーティングにより、日本の投資家とベトナム企業のスムーズな連携が実現。
(II) ベトナム-日本クロスボーダーEコマース会議(2024年4月24日)
○会議概要:
- 貿易統合の強化を目指し、日越企業間の知識交換と技術移転を促進することに着目。
- リッケイソフト株式会社と楽天グループ株式会社が、ベトナム企業がEコマースを通じて成長を遂げるよう Eコマースエコシステムについての洞察を共有。
○パートナーシップとジョイントベンチャー:
- 会議はパートナーシップを促進し、日本の技術とイノベーションをベトナムのステークホルダーに紹介。参加者は「アドバンストEコマース&リテールEXPO」の展示会に出席し、潜在的なパートナーとつながる機会を得ました。
(III) ベトナム国際アウトソーシング博覧会(2024年6月2日~10日)
○貿易と投資の促進:
- 博覧会は貿易と投資の増加を促進し、日本からの代表団がビジネスマッチングセッションに参加。これにより、食品や農業加工分野でのビジネス協力の可能性が生まれました。
- ソンラ省とドンナイ省は各自による、技術移転と農業協力に関するイベントを実施し、パートナーシップを促進。
○市場調査:
- 日本企業はベトナム市場についての一次情報を得て、規制環境やビジネスチャンスを理解。
○ネットワーキング:
- 日本企業とベトナムのカウンターパート、政府関係者、業界専門家との広範なネットワーキングの機会の提供。
今後の取組み:
AJCは今後も、ASEANと日本の間での貿易と投資の取組みをサポートし、これらの関係を深化させ、新たな市場機会を探るためのイベントを開催する予定です。ステークホルダーの皆様には、今回の活動で得られた洞察や接続を活用し、今後の取り組みに積極的にご参加いただけるようお願い申し上げます。