ASEAN JAPAN CENTRE 日本アセアンセンター

事業報告

学校向けASEAN出張授業(2023年1月)

日本アセアンセンターは、下記の学校においてASEAN出張授業を行いました。本事業は児童・生徒のASEAN諸国への理解を深めることを目的に実施しています。小学生が主体的・対話的に深く学べるように授業を設計し、ASEAN諸国出身者が自国の紹介を日本語で行いました。    

広島県福山市立湯田小学校 

  • 日時: 2023年1月30日(月)  
  • 対象: 5年生(計4クラス144人) 
  • 対象国: カンボジア、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、タイ、ベトナム 
  • 内容: ASEAN料理作り、学校周辺の観光・歴史スポットのガイド案内 

今回のハイライト
同校は年間を通じてASEAN諸国について学んでいます。昨年7月に実施した導入編の授業に続き、今回は一年間の学びをまとめるASEAN出張授業を実施しました。学校の授業で、ASEAN諸国の料理、建物、観光地など各自の関心あるテーマについて調べたことを受け、児童のさらなる主体的な学びを支援するため、今回は「料理」と「ガイド案内」の2コースの授業を実施しました。 

料理コースでは、家庭科室で講師と児童が一緒にタイのガパオライス、ベトナムのバインミーなどの料理をしました。講師は、料理の味の感想を述べるとともに、料理にまつわる自国のエピソードを紹介しました。また、日本の調味料を母国の味に近づけるための工夫についても語りました。 

ガイド案内コースでは、児童がガイド役を務め、講師を学校周辺の観光・歴史スポットに案内しました。児童は、菅茶山などの近隣スポットについて学び、それを紹介することにより講師との交流を深め、これまで授業で学んできたことを人に伝える良い機会になりました。 

さらに、授業では、日本ASEAN友好協力50周年に合わせて50年前と今のASEAN諸国の様子を紹介し、日ASEAN関係の長い歴史を児童に伝えることができました。授業の様子は、山陽新聞でも紹介されました。   

アンケート結果

  • 2回の授業を行って頂き、発展的に興味・関心をもち、自らがしたいことを実現できるように活動に取り組むことができた。 
  • どのようにしたら自分たちが伝えたいことを伝えることができるかを試行錯誤しながら活動に取り組むことができた。 
  • 今回の活動を通して自分たちの活動をもっと他の国の人や地域の人へ知ってもらいたいと視野を広げることができた。 
  • 講師の方々が、すべての活動において児童の意思を汲み取り同じ目線に立って活動に取り組んでくださり非常に有意義な時間になった。 
  • 日本アセアンセンターが、学校側の希望をしっかりと聞いてくださり、こまめに連絡をとってくださりやりたいことの実現に向けてとても協力的にしてくださり感謝しております。 
AJC5.0(事業戦略)
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