この度、国際機関日本アセアンセンターは、ASEAN Updateウェビナー:「最新のベトナム工業団地と投資状況」を開催いたしました。
日 時:2022年12月1日(木)9:00-11:00(日本時間)
会 場:オンライン
主 催:国際機関日本アセアンセンター
参加者:ウェビナー100名以上の方にご参加頂きました。
講演 | 駐日ベトナム大使館商務部 参事官 タ・ドク・ミン 様 日本貿易振興機構(JETRO) ベトナム ハノイ事務所 所長 中島 丈雄 様 トゥエンクアン省 投資促進センター 所長 グエン・テイエン・フン 様 タインホア省 投資商業観光促進センター 所長 レー・ヌー・ナム 様 ロンアン省 計画投資局 次長 チオン・バン・リエプ 様 |
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【講演概要】
まず、「コロナ禍における越日間の投資協力の促進」として、ベトナムへの海外投資の状況が説明されました。具体的には、日本からベトナムへは 46 億米ドル超の投資があり、総投資全体の8.3% を占め、前年度同期比24.4%増加という数字から非常に重要なパートナーであるということが発表されました。
駐日ベトナム大使館商務部 参事官 タ・ドク・ミン 様 |
次に、「ベトナム経済と日本企業のビジネス動向」というテーマでの講演がありました。ベトナムはコロナ禍においてほぼ唯一ASEANでのマイナス成長を経験せず(2021年第三四半期を除く)、プラス成長を維持しているものの、最近の資源価格高騰やインフレへの影響も感じられます。さらに、ベトナムでの事業拡大を検討する日経企業が46%。国・地域別では米国に次いで2位だという発表がありました。
その後、トゥエンクアン省・タインホア省・ロンアン省などからそれぞれの省の貿易・投資環境や地理的特徴、工業団地の様子に関する発表がありました。既に日本の市町村と個別に海外交流活動を行っている省もあり、日越間の今後の更なる投資の加速が期待されています。