日本アセアンセンターは、9月30日に在京ASEAN政府関係者(主に日本アセアンセンター観光ワーキンググループメンバー9名)による山梨県北杜市の視察を実施しました。本視察では、北杜市の代表的な企業であるサントリー天然水南アルプス白州工場および金精軒製菓株式会社を訪問しました。
また情報交換会を通して北杜市の観光を中心に、持続可能な社会形成の取り組みを知ると共に、ASEANのサステナブル観光促進の現状を紹介しました。SDGs実現に向けた取り組みとしてマレーシア・ランカウイ島で観光者も参加できる様々なアクティビティや半年の閉鎖・リハビリテーション期間を経て再開したフィリピンのボラカイ島をASEANの例として取り上げました。
事業後のアンケートでは、ASEAN側参加者全員が「サステナブル観光例として学びがあった」と回答しており、この学びが観光促進に活かされることが期待されます。
なお、本事業は、北杜市、北杜市企業交流会との共催、関東運輸局の協力で行いました。