日本アセアンセンターは、下記の小学校においてASEAN出張授業を行いました。本事業は小学生のASEAN諸国への理解を深めることを目的に実施しています。日本在住のASEAN諸国出身者が自国の紹介を日本語で行いました。
京都市立大宅小学校(オンライン授業)
日時: 2022年2月8日(火)
対象: 6年生(計4クラス95人)
対象国: カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム
内容: 平和、国際協力、民族衣装
今回のハイライト
初めてとなる京都府の学校でのASEAN出張授業はオンラインで実施しました。本校では、社会科の授業で、外国の首都、面積、人口、主な言語、年中行事などについて学んでいる他、総合的な学習の時間では、SDGsや平和などについて学習しているため、それらの学習に応じたASEAN諸国の話を取り上げました。児童は、時間割、授業内容、学校行事、制服などのASEAN諸国の学校の様子と、産業、衣食住についての内容に特に興味を示していました。学校から配布されたタブレット端末を活用することで、登校自粛中の児童も授業に参加することができました。
アンケート結果
- 外国出身の方のお話を聞く機会はめったにないので、よい経験になった。
- 民族衣装を実際に見たり着たりするのは嬉しかったようです。
- 内容もこちらの要望を聞いていただけるので、学びのある学習になりました。
- 留学生の方も、一生懸命伝えようとしてくださって、素晴らしいなと思いました。
葛飾区立中青戸小学校
日時: 2022年2月19日(土)
対象: 5、6年生(計6クラス189人)
対象国: シンガポール、タイ、ベトナム
内容: 平和・差別・多文化共生
今回のハイライト
同校では継続してASEAN出張授業を受講していただいており、今年で3年目です。今年のテーマは、シンガポールの授業では、いかに多民族が共生しているか、人々の住居の様子から話しました。タイの授業では、食文化や日本とタイの経済活動について紹介しました。ベトナムの授業では、少数民族の活躍について例を挙げて説明しました。
アンケート結果
- プログラムの内容:「とても良かった」その理由:外国の方から現地の様子を聞けたから
- 5年生にとって”外国”は知識の上で分かっていても見聞きしたことはほとんどないので、よい経験となった。
- スライドが分かりやすかった。