ASEAN JAPAN CENTRE 日本アセアンセンター

事業報告

夏休み特別オンライン授業「もっと教えて、佐伯真二郎先生!423種類の虫を食べた昆虫食専門家が、ラオスからみなさんの質問にお答えします!」

日本アセアンセンターは、2021月8月16日(月)に、昆虫食に興味がある小・中・高・大学生を対象とした、夏休み特別オンライン授業「もっと教えて、佐伯真二郎先生!423種類の虫を食べた昆虫食専門家が、ラオスからみなさんの質問にお答えします!」を開催しました。

当日はZoom及びYouTubeを通じて、約200名の方が参加しました。国内のみならず、ASEAN諸国含む海外からの参加者も多く、また幼稚園生から大人まで、幅広い年齢層の方の参加がありました。参加者の約57%が回答した事後アンケートでは、授業の内容について78%が「とても良かった」、22%が「良かった」と回答しました。また、授業を終えて、50%以上の回答者が「ASEANの国々や文化への興味がわいた」、29%が「日本アセアンセンターへの興味がわいた」と回答しました。

本授業は、ラオスで、JICAの草の根技術協力事業「ラオス農村部住民の食糧事情向上を目指した昆虫養殖技術開発事業」のプロジェクトマネージャー兼昆虫専門家として活動する、佐伯真二郎氏の協力のもと、実施されました。授業の前半では、実際にラオスでの昆虫養殖事業で育てている昆虫や、庭のマンゴーの木にできたツムギアリの巣、キャッサバの畑などを見せて頂きました。ZoomのQ&A(チャット)にはたくさんの質問がリアルタイムで寄せられた他、メインとなる質疑応答の時間には、約20名の方と音声でつながり、佐伯氏が参加者の質問に一件ずつ回答しました。

事前および当日に受け付けた質問件数は100件を超え、授業中に回答しきれなかった質問への回答は、授業後に参加者に共有されました。質問の中には、昆虫食と森林の保全の関係や、昆虫食とSDGs(貧困やジェンダーの平等、食糧問題など)の関わりを問うものから、どのように育てれば食べられる虫になるのか、雌と雄では味が違うのか、昆虫から飲み物は作れるのか、などがあり、参加者の多様な興味・関心がうかがえました。

AJC5.0(事業戦略)
アドボカシー・コミュニケーション
関連するプロジェクト
文化交流
関連する国
ラオス

関連する記事

事業報告の一覧ページへ戻る