日本アセアンセンターは主に若年層へのASEAN(東南アジア諸国連合)認知度向上を目指し、渋谷スクランブル交差点に位置する109フォーラムビジョンにてオリジナルのASEANプロモーション動画(以下)の放映を10月6日(日)より開始しました。
主なターゲットは20代女性
センターが今年3月に国内で実施したASEAN認知度調査(全国の日本人計1650名、15~69歳を対象に実施)によると、ASEANの認知度が最も低い層は20代の女性でした。渋谷のスクランブル交差点の通行者は、20代の男女が最も多く、また世界中から人が集まる同交差点の通行人数は一日当たり10万人を超えます。半年間に渡り「ASEAN」または「アセアン」の文字を繰り返し表示する動画を放映することで、国内におけるASEAN認知度向上を目指します。
若手クリエイターが描くASEAN
動画で使われているグラフィックは、以下紹介する6名の日本人の若手クリエイターが現在のASEANから得たイメージやインスピレーションを元にデザインしたもので、ASEANの多様性や文化、人々の活気等が斬新に表現されています。
センターのインスタグラム(@aseanjapancentre_pr)では、今後各グラフィックのデザインコンセプトなども紹介していきます。
Asuka Watanabe
グラフィックデザイナー、アートディレクター、アーティスト。革新的で視覚的なインパクトを追求し、ブランディングや広告、オフィス空間のアートキュレーションを手掛ける。商業デザインとファインアートを融合させ、幅広いクリエイティブ活動を展開。近年では、デザインディレクションにも注力し、企業空間の美的価値と体験向上に貢献している。
Web: asukawatanabe.com
IG: https://www.instagram.com/asuka_afo/
結城 香織 (Kaori Yuki)
グラフィックデザイナー・プランナー・クリエイティブディレクター。CGデザイナーとして、企業のビジュアルイメージ開発などを手がける。写真を使ったコラージュのアートワークやモーショングラフィックで、渋谷PARCO chompoo、JewerlyKAORU、国際GIRLSDAYなど様々なブランドとコラボレーション。プランナー・クリエイティブディレクターとして、コンセプトや商品開発などのブランディング、動画やイベント制作などの様々なPR活動に携わる。また、撮影などの制作活動の際に生まれる、小道具などの廃棄品を利活用するプロジェクトを手がける。社会課題の中でも食の問題に関心をよせ、畑での活動に勤しみ、自然と自然に暮らすことに想いを馳せている。本質的に社会をつくっていくクリエイターになることを目指し日々活動している。
https://www.instagram.com/yaorikk_u_i/
Eriko
広告代理店デザイナーとして3年勤め、その後デザイン事務所に4年在籍。
平野 由美子
2016「個展 ーものもようー」
2017 第72回春の院展
2020 第75回春の院展、「有芽の会」(以降、2024年まで毎年出品)
2021 第28回飛騨高山臥龍桜日本画大賞展
小林諒大 (Ryota Kobayashi)
2022年12月にロサンゼルス合同展示会出展
2024年2月18日〜22日東京・上野の森美術館出展
とんねるず木梨憲武さんのアート作品を観たことをきっかけに2020年からイラストを描き始める。オリジナルキャラクター”PEACE”を中心にスポーツや音楽、日本画などの影響を受け活動中。
IG: https://www.instagram.com/r_base95/profilecard/?igsh=MTd2OHBqNmw2Mmh3Zw==
ASEANへの関心が高まることを期待
本年ASEANの議長国であるラオスでは、10月6日から11日の間、ASEAN首脳関連会議が開催され、日本が参加する日ASEAN首脳会議やASEANプラス3(日中韓)首脳会議なども開催されます。2023年に50周年を迎えた日本とASEANの友好協力関係ですが、若年層の間ではその関係性についての認知度が低いのが現状です。今後もセンターでは、日本におけるASEANの認知度向上を目指す活動を続けていきます。
※通行中の方の妨げになる行為はお控えください
※ビジョン設置ビルオーナーや施設への直接のお問い合わせはご遠慮ください。